忙しい子育て中に絵本読みの時間をつくること、そう簡単ではないかもしれません。書かれている文字を声に出しながら、頭では明日の仕事のことや残っている家事のことを考えている、そんな時間になっているかもしれません。ここでは、大人も絵本読みの時間が楽しみになる「絵本の特別な力」をお伝えします。

スマートフォン、テレビ、タブレット。今の時代、子どもが生活する環境にたくさんの映像があふれています。映像からはたくさんの情報が提供され、子どもは受け身でも楽しめます。

でも、絵本は違います。子どもが能動的に楽しむ世界です。絵本を1ページめくる間に、子どもは自分で自分の心を動かし、イメージし、予測し、考え、楽しみます。好奇心で、聞く力、集中力、想像力、考える力が育ちます。

そして、大好きな人が読んでくれる絵本の時間は、コミュニケーションの力、人と共感する喜びを育てます。

「字が読めるようになったから、絵本読み卒業かな?」 いえいえ、絵本は読むものではなく、読んでもらうものです。読んでもらうからこそ、子どもは安心してじっくりと絵を見て、言葉を味わうことができるのです。

「自分で読む時期になったよ」は、子どもが教えてくれます。子どもが教えてくれるまで、絵本を読んであげてください。

実は、絵本の時間は、大人にも嬉しい効果をもたらせてくれます。 絵本読みには、子育て中のイライラを落ち着かせる効果もあることがわかっています。絵本を読んでいる間に、幸せホルモンの「オキシトシン」が出ているのです。だから、ママやパパも絵本を読むと幸せになれるのです。

ママやパパが幸せなら、子育ても楽しくなること間違いなし。絵本読みの時間はいいことがいっぱい詰まっています。

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