保育園実例!遊びから始める子ども英語!
国旗ゲームで楽しく世界と出会う
少子高齢化、グローバル化、技術革新などにより、子どもが成人する未来は予測が困難な時代となりました。特に人工知能(AI)の進化が、雇用や教育に大きな影響を与えるという報道にふれることが増えてきました。日本国内でも、日本語以外の言語を聞く機会も格段にふえ、子どもたちの未来に英語は不可欠だと考える方は多いのではないでしょうか?早期の英語学習について興味はあれど、子どもにとって何がベストなのか悩みますよね。
HITOWAキッズライフが運営する保育園では、様々な「遊び」を通して子どもたちが「英語」にふれています。乳幼児期にどのように「英語」に出会うとよいのか、遊びながら英語に触れる「国旗ゲーム」を紹介しながら、子どもの世界への扉の開き方を一緒に考えていきましょう。
子どもへの英語教育って必要なの?
2020年の小学校学習指導要領(※1)の改定で、従来小学5年生・6年生で取り組んでいた英語活動が、小学3年生・4年生で取り組み開始に引き下げられました。これにより、子どもたちにとって英語がより身近な存在となることが期待されています。小学校学習指導要領の改訂により、6割以上の親が就学前の英語カリキュラムが必要と考えている一方で、実際には英語教育の対策をしていない親が3/4という調査結果(※2)も出ています。英語教育が必要とわかっていても、どのように取り組むことが良いのか、迷いますよね。
乳幼児期(0歳〜5歳)の英語体験
乳幼児期は言語を聞き分ける柔軟性が高く、新しい言語への適応が容易であるとする見解もあります。そのメリットについて確たる証拠があるわけではありませんが、英語に触れる時間数によって習得度が違うことを教育心理学博士も著書(※3)で語られております。このように聞くと、早い時期に英語教育を開始したいと思うのが親心ですよね。
一方で、英語への関心がない時期に英語教育を開始すると、英語への苦手意識や英語嫌いになることもわかっています。乳幼児期は楽しめないと学べない時期なのです。
「英語教育」=「英語がしゃべれる」ではありません。日本語でない他の言語がある、日本とは違う文化がある、世界は広い。これは全て「英語教育」です。地球儀を回す、世界地図を見る、英語絵本を読む、海外にルーツを持つ人に出会う、様々な体験の中で、日本語とは違う言語に触れ、文化に触れることで世界に、英語という言語に興味をもっていく。子どもが楽しく異文化に出会い、世界への扉を開くきっかけを創ることが、乳幼児期の英語体験の基礎をつくっていきます。
HITOWAキッズライフでの英語カリキュラム
HITOWAキッズライフが運営する保育園でも英語のカリキュラムがあり、専門部署が子どもの発達に関する専門家チームとタッグを組んで、日々乳幼児の学びを広げる遊びを開発しています。これは一般的に注目される「知識としての英語」を学ぶわけではありません。乳幼児教育の特徴である「五感から得た体験」を元に、より良い成長を促すカリキュラムです。この記事では、その中でも家庭で実践できるおすすめの「国旗ゲーム」をいくつかご紹介していきます。
子どもの世界を広げる遊び「国旗ゲーム」とは
「子どもにはたくさんの国や世界があること知ってほしい」と願う方は多いですよね。そのためには何かきっかけがほしい。でもどうやって?それは…「遊び」です!楽しく遊んでいたら、実は「国」や「世界」を知るきっかけだった!という自然な流れを作ることができたら素敵ですよね。そこで今回は、国旗と国をテーマにした「遊び」をご紹介します。
主に使用する「国旗カード」はカードセットとして豊富な種類が市販されています。もちろん必要な分だけを印刷したり、手書きしたカードでも楽しめますので、まずは気軽にできる方法でチャレンジしてみてください!
【初級】同じ色どーこだ?同じ形どーこだ?
家でも外出先でも遊べる色探しゲーム!子どもたちが「国旗」を好むのは、カラフルで視覚的にも魅力的であり、新たに知る「世界」を感じることができるからかもしれません。身の回りで国旗と同じ色や形のものがないか探してみるのも楽しいですよ。
対象年齢:2歳〜
用意するもの:国旗カード
遊び方:
【中級】Memory Game(神経衰弱)
ルールはシンプル!大人も本気になる絵柄合わせゲームです。
対象年齢:4歳〜
用意するもの:2種類以上の国旗カードを2枚ずつ。国旗以外にも、特定の国の形や象徴する動物、食べ物などの絵柄をセットにしてもOK
遊び方:
【上級】See the world(世界を見てみよう)
世界7大陸(アジア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ヨーロッパ大陸、オーストラリア大陸)を見ながら、国旗ゲームで親しんだ国、今自分たちの住んでいる国、それらが実際にどこにあるのか、そして、各国々の距離や大きさなどを知ることで、世界の広大さを感じることができます。
対象年齢:5歳〜
用意するもの:世界地図、国旗カード、国の形のカード
遊び方:
保育園での英語遊び
子どもに英語を学ばせるために学習教材を買ったり教室に通ったり、あれこれしなければいけないと身構える方も多いのではないでしょうか?乳幼児期の子どもには、兎にも角にも楽しさを感じてもらうことが大事です。HITOWAキッズライフの保育園では、楽しい遊びを通じて英語学習が自然と行われることを目指したカリキュラムを実施しています。
例えば、0〜1歳の時期は、Peek a boo(いないいないばあ)、Open and close with hands(手を開いたり閉じたりする手遊び)の手遊びを楽しみます。小さな子も歌詞を覚え、体を揺らして楽しんでいます。
さらに、朝の時間は「今日は何日?」「何曜日?」「お天気は?」の質問に、子どもたちが英語で回答するのも日課になっています。 難しく考えずに、英語を大人と一緒に楽しむ。勉強ではなく、コミュニケーションの一つの方法として考えると、大人も子どもも楽しく英語にふれることができます。
絵本でこども英語
HITOWAキッズライフの保育園では「絵本から広がる保育」を大事にしており、絵本通販サイト「絵本ナビ」の編集長と提携して、良質な絵本の選書を行っています。実際にHITOWAキッズライフで運営する保育園で、子どもたちが大好きな英語で書かれた絵本をいくつかご紹介します。
家庭での英語コミュニケーション
保護者からよくいただくご相談に、「親である自分が英語を話せない」というお悩みがあります。全く心配はありません。乳幼児期は母語(日本語)でたくさん会話をすることが大事です。日本語で十分会話して、まずは日本語や日本文化を身に付けたうえで、保護者自身が子どもと一緒に英語を学ぶ・楽しむと考えるのはいかがでしょうか?
HITOWAキッズライフで働く保育士に聞いた、家庭でできる英語の取り組みをご紹介します。
子どもが英語を好きになる
子どもの学習の肝は「いかに楽しく遊ぶか」です。英語が話せないことはチャンスです。動画など子どもと一緒に歌って踊ってみたり、地球儀を一緒に回して国名を言い合ったり、世界地図を眺めながら世界を旅してみましょう♪初めて聞く音、口にする言葉、色や形、五感全てを使って異国や異文化を感じることこそが、子どもを世界に羽ばたかせる第一歩となります。
「英語を上手に話せるようになる」ことをゴールにせず、「子どもが英語を好きになる」をゴールにする。本格的な英語学習が始まった時に、英語をもっと知りたいと前向きに取り組む基礎を作るのが乳幼児期です。その時期を、親と一緒に英語で遊んだ楽しい体験は、必ず子どもの世界を広げます。「間違えないように」と正解を求めるのではなく、楽しむ気持ちこそが英語を身に付ける一番の近道ではないでしょうか。
HITOWAキッズライフのご案内
保育園の園見学受付中!
HITOWAキッズライフの運営する保育施設では、見学・イベントを定期的に開催しています。首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)を中心に北海道・沖縄を含め108施設を運営しておりますので、お気軽にお申し込みください。
児童発達支援事業所の見学・資料請求受付中!
HITOWAキッズライフでは、首都圏(東京・千葉・埼玉)に4つの児童発達支援事業所「アイビーキッズ」を運営しており、子どもとその家族の心の基地になるような支援を行っております。見学や相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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