「じっちょりんのあるくみち」

作:かとうあじゅ
出版社:文溪堂

主人公のじっちょりんは、小さい小さいサイズなのです。
じっちょりんは、マンホールの中から外の世界を見ています。

上を見上げると、とても大きな草花。
歩道やマンホールに、種を一生懸命に運ます。そしてすくすくと草花が育っていきます。

じっちょりんは道端の花びらや、葉っぱを食べるのですが、種だけは取っておくのです。

小さな体で家族と一緒に移動しながら、電柱の柱、マンホール、道端へと黙々と植えていくじっちょりん家族。

絵本を読んでいるうちにまるでじっちょりんの世界に…

なんと、一つ一つ草花の名前も書いてあるのです。
散歩の際に、お子様と一緒にじっちょりんはいるかな?と、覗いてみてください。

太陽の子保育園 小林 紗希