私が1歳児クラスを担当していた時に、とてもかわいい新入園児に出会いました。
ザ・子ども!
ありとあらゆるいたずらをするのです。
それも楽しそうに!知恵たっぷりに!!
保護者にお話をうかがうと・・・
「お散歩が大好きな子なんです。だから、散歩はいつも子どものあとをついて歩きました。
へー、こんな発見するんだ。
こんなことが好きなんだと観察するのが、私も楽しくって!」
子どものあとからついて歩くって素敵。
皆さんのお散歩って、子どもの興味に沿っていますか?
それとも、大人のお出かけのお供ですか?
ベビーカーで強制連行?
日々姿を変える自然は、子どもの非認知的スキルを育てるために最適な環境です。
保育園でも毎日、お散歩に出かけています。
もちろん「今日はこんな活動をしよう」と計画して出かけるのですが、それ以上に偶然出会うことが楽しいのです。
雨の日の散歩。
子どもの大発見は、なめくじの足跡(!?)。
確かに濡れたアスファルトの上に、ピカピカ光る一本道。
その先にいたのはなめくじだったのです。
そこからなめくじ博士が誕生するほど研究しました!
散歩道にあるカリンの木。
毎日カリンに呼びかけます。
「早く大きくなってね」「色がかわってきたね」「いい匂いがするよ」「もう食べられるんじゃない」
子どもたちの毎日の熱意が届いたのか(決して下さいと言ったわけではありません!)、保育園にカリンを届けていただきました。
薄くスライスして食べてみたら・・「おいしくない!」。
ここからカリンの大研究。
研究の結果、はちみつ漬けにして、飲んでみたら「おいしい」!
子どもたちの研究のおかげで、おいしいジュースをいただけました。
目には見えないけれど、子どもの力が育っていることを感じていただけたら嬉しいです。
▼もっと詳しく知りたい方は▼
くらしスタイル研究所「世界が注目!子どもの生涯財産「非認知的能力」ってどう育む?」